野良猫 TNR

野良猫を捕まえることにして、TNRという言葉を知ります。

TNRとは、
Trap・Neuter・Return(トラップ・ニューター・リターン)を略します。
捕獲(Trap)し、不妊・去勢手術(Neuter)して元に戻すことがTNRです。

野良猫を増やさないように 不妊・去勢手術 をして一代限りにする
そうすればどんどん増えることはありません。

今いる猫は変わりませんが増やさないようにする目的がTNRです。
令和3年現在も野良猫は殺処分されています。
その中には、ペットショップで飼ったのに何らかの事情で飼えなくなり
捨ててしまった人馴れした元家猫を含めます。

殺処分はYOUTUBEに動画があがっていますが、一週間の猶予を得て狭いガス室に
複数閉じ込められて殺され、生ゴミのように処分されます。

餌やりだけでは増えてしまうのでTNRをすることによって
その地域で面倒を見る地域猫として一代限りで殺処分されずに済むわけです。
市のチケットを使う避妊・去勢の条件として耳をカットします。これをサクラ耳と呼ぶそうです。
由来はカットした形が桜に似ているからサクラ耳といいます。
麻酔をかけて手術する際に耳をカットします。
これで二度目捕まっても、間違って雌を手術することが避けられますし
耳カットしていることで地域猫だと見分けが付きます。

多くの市がTNRをするのに避妊・去勢に助成金を出しています。
簡単な書類を記載するだけで、市の指定猫医院で使えるチケットがもらえます。
TNRでわからないことは市の保健所で確認することができます。

去勢は個人負担が2000円、避妊は4000円です。
実際には、野良猫はノミ・ダニが多くいる場合がほとんどなので
手術の際にフロントラインといってノミ・ダニ駆除の薬をつけてもらう費用が
+1000~2000円程度必要になります。

その他、猫エイズやウイルス検査、ウイルス予防接種などをすると
別途2000円~1万円程度掛かります。
TNRの際はすることがありませんが、里親譲渡する場合にやることがあります。

餌やりをする気持ちがあれば、ついでに捕まえてTNRまでする
それが餌やりだけで居着くようになって知らないうちに
猫が子供生んで野良猫増えて、糞尿被害を出さないようにする方法の1つです。

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